今年令和6年1月より、住宅ローン減税を受けるには省エネ基準に適合することが、必須要件となりました。
省エネ基準とは、建築物が備えるべき省エネ性能の確保のために必要な建築物の構造及び設備に関する基準のことです。なぜこの基準に適合する事が必要かと言うと、日本は国際公約で2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指している事と、2030年において、温室効果ガスを2013年度から46%削減する事を目指しているからです。全ては環境保護のためです。
そこで住宅ローン減税の申請時には、省エネ基準以上適合の証明書として①登録住宅性能評価機関のみが発行できる「建設住宅性能評価書」か②登録住宅性能評価機関等のほか建築士も発行可能な「住宅省エネルギー性能証明書」のいずれかの提出が必要となります。
また省エネ性能に応じて、住宅ローン控除の借入限度額が異なります。
国土交通省のHPに住宅ローン減税についてのページがあるので、参考にご覧ください。https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000017.html
また参考までに、省エネ基準に沿った住宅をいくつかご紹介しておきます↓
・ZEH住宅
・LCCH住宅
・認定長期優良住宅
・認定低炭素住宅
・性能向上認定住宅
・スマートハウス など